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2010年12月 5日 (日)

世界から「あ」を引けば

(11月の更新回数は過去最低の4回だったということに罪の意識を感じ、気にしつつの)
さ・て・と。
 
気づけば12月に入っている。
今年もいよいよ終わろうとしている。
こちらの気もしらんと、年月とはいい気なもんだ。
実になんというか、マイペースだ。
 
12月最初の記事、注文していた本(小説)が届いた。
また〜? とか思ったヤツこっちこい。
 
たまに、観た映画や読んだ本なんかの記事が含まれるが、「紹介」じゃないんだぜ。
たんに自分の「記録」なんだ。
そこは是非、うぬぼれないでいただきたいね。
 
では今回、わたしが自信を持ってお記録したいのがコチラ。
 
Tutui2
  
著・筒井康隆「残像に口紅を」と、
著・筒井康隆「緑魔の町」。
 
と言っても読完はまだ。けど「残像に」の方はすでに読み進めている最中。
世界から日本語の音がひとつ、またひとつと消えていくといったストーリーで、
小説の文面からもその音が消えていく。
虚構と現実が同位置に存在するような複雑な構造をもつ実験的作品。
 
消えた音はストーリー上、その音を含んだ名称の物質も消えてしまう。
そうして主人公の周囲の人間、家族が次々と消えていったりしていくセツナさ。
 
似た話で思い出されるのがかの「幽遊白書」だ(おそらくはこの小説が元ネタ)。
タブーの能力によって話せる文字が1分置きに消えていくという対決シーンが存在する。
「いまのうちに「い」をいっぱい言っておいた方がいいんでないかい?」
は、わたしの幽白「ベスト名ゼリフ」にしたいぐらい、この手のモノはツボだと思われ。
 
続きが気になるのでこの記事は早々に終わらしたい。
 
もう一方「緑魔の町」は、暗い倉庫にとじこめられ、やっとのことで抜け出せば、自分のことを誰も覚えていない、知らない。ボクはいったい誰なんだ、。といった感じのSFホラー。らしい。
 
筒井さんの著書で読んだ作品は「パプリカ」を含む計4作。か。
まだ少ない。
 
増やそう。
 
 
さて、
実は冒頭から、五つの母音のうちのひとつが失われているんだ。
気がついていたかい。

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