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2010年2月 5日 (金)

鑑賞記録と、その動機 2

こないだの続き。
映画の話題が割と多いので、映画ばっか観てると思うかもしれないが、案外そうでもない。
普通なので。
 
■ミリオン・ダラー・ベイビー
コチラが2本目のイーストウッド作品だったわけだ。
タイトルはあまりに有名すぎる話題作だが、これまでボクシングを題材にした映画に興味が無かった。
だから「ロッキー」シリーズも観たこと無い。
本当は「グラン・トリノ」や「スペース・カウボーイ」が観たかったのだが、見つからなかったのだから仕方がない。
けどおかげで、普段なら観ることもなかっただろうジャンルが観れたわけだから、品揃えの悪いレンタル屋にも礼を言わねばいけない。こういった偶発的でありながら必然的な出会いに強く惹かれるところがある。
またコチラも良い映画を観た、という感じだった。
作風は毎度こうなのだろうか、2本しか観ていないから解らないが、後味になんとも言えない喪失感が漂う。
考えさせられる、とは月並みだが、観る側がどう受けるかを問われる感じ。
作中には音楽がほとんど使われないから演出の誇張表現がない。他のハリウッド映画とは舞台が違う感じ。
ただ、質感が重たすぎて正直自分には合ってないふうに思う。
良いことは理解できるが、やはり映画は観終えたあとにもう一度観たいと、そう思いたいものである。
 
■バットマン
■バットマン・フォーエヴァー
バットマンシリーズ連発。このNoteには割とバットマン関連の記事が多く登場するが、なにもバットマンをこよなく愛してるわけじゃない。アメコミ関連は好きだが、特別バットマンに限ったことではない。
今回はティム・バートンつながりで、これを機に観直してみることにしたのだ。
少し説明すると、前作と後作では監督が違う。
バットマンシリーズは大きく分けると、2作ずつで監督がバトンタッチされているのである。
順を追うと「バットマン」と「リターンズ」はティム・バートン。
次の「フォーエヴァー」と「Mr.フリーズの逆襲」はジョエル・シュマッカー。
そして最近の「ビギンズ」と「ダークナイト」はクリストファー・ノーラン。である。
それぞれバットマン役の役者も違い、それぞれ作品のテイストも違うので、それぞれに面白い。
今回、初期「バットマン」を選んだのは宿敵のジョーカー役がジャック・ニコルソンだったからという理由もある。
少し前にみた「カッコーの巣の上で」にリンクさせている。
どのシリーズにも言えることだが、他のアメコミ作と異なるところは一つに、ピエロなどの道化がモチーフにされている点である。愉しい恐さとでもいうのか。アメリカンポップなコミカルさとユーモラスさを併せ持った強敵。そしてその強敵たちは常軌を逸するクレイジーキャラである。
敵役はジャック・ニコルソンや、ジム・キャリー、最近では缶コーヒーCMでオナジミみたいになってるトリー・ミー・ジョーンズなど名立たる俳優陣。彼らのその演技のイカレっぷりにはちょっと感動すらおぼえるのだ。
 
バットマン [Blu-ray]
 
バットマン フォーエバー [Blu-ray]
 
■花とアリス
突然の邦画。監督が岩井俊二氏だったから。
mattsunの奨めで少し前に色々と短編作を観ていたが、長編映画はコチラが初めて。
独特の世界観はいわゆる岩井っぽさというやつだろうか。面白く観た。
編集リズムの妙。斬新で他に類を観ないので、それだけで惹かれるものがある。
あ、イーストウッドもそうだったけど、岩井氏も作品の音楽を自らが手がけている。スゴい。
他のも観たい。
 
花とアリス 特別版 [DVD]
 
■メゾン・ド・ヒミコ
ゲイのための老人ホームを舞台にしたドラマ。
出演している田中泯氏とは以前ご縁があり、というエピソードはさておき、一番の理由は、音楽が細野晴臣氏だったから。また、冒頭のナレーションが筒井康隆氏だった。
何かとリンクしているので、観ておかねばと思ったのだ。
女性として生きた男性の老後。考えさせるものがある。
シリアスと冗談がバランス良くメリハリも良く。アニメが挟まれるとは思わなかったが。
面白く観た。ともあれ、音楽が良い。
 
メゾン・ド・ヒミコ 通常版 [DVD]
 
■ワンピースTHE MOVIE エピソードオブチョッパープラス 冬に咲く、奇跡の桜
一つはアニメーションを。
TVシリーズの劇場版タイトルって、どうしてこうも長くなっちゃうのか。全然カッコ良くない。
ワンピースは去年の年末あたりに熱が入っていたので、その流れでひとつ、ワンピースの劇場シリーズにおいては最高傑作との呼び声高い、このチョッパー編は観ておいても良いかなと思ったのだ。
ただ、ワンピースのアニメ版は放映当初から好きになれずにいた。
マンガなら自然に見えていたキャラクターのテンションに、アニメとして声が当てられた瞬間、表現の誇張が際立ってしまい、そこに嫌悪感すら覚えたものだ。
さて、最高傑作との呼び声高いこの作品は、原作のエピソードが素晴らしいだけで、アニメが特別良かったわけじゃない。ガッカリ。それに、タイトルに「プラス」となっている部分の違和感はやはり無視できない。
チョッパーよりあとに仲間になったはずのロビンやフランキーがいるあたり。
ワポルの兄貴ムッシュールがオリジナルキャラとしているあたり。
挙げ句、ルフィがギア2とギア3を使っちゃうあたりなど。これは違和感以外の何ものでもない。
原作は良い。アニメはちょっと、。結局はそれだけ。
 
ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜 [Blu-ray]
 
長たらしくなったが、そろそろ返却BOXへ投函するので。

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