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2009年9月

2009年9月30日 (水)

ようこそ3名様

28日。
浜松で野暮を済ませて帰宅中、ヴァーチュアル号にガソリンを飲ませた際、スロットで2等が当たって、無料ガラスコーティングをしてもらえた。
 
そんな日の午後は、mattsunとyasutakaが揃ってやって来た。電車で来た。
ウチで映画を観ることになっていた。
彼らが持ってきたDVDは全部で4本あった。前夜にTSUTAYAで選んできたらしかった。
どれも全員が初見であるものを抜粋していた。
  
観たのはタランティーノ監督の『パルプ・フィクション』で、たいへん面白く観た。
その後は過去現在因果経絵巻が白熱し、そこに他3本が入って来る余地などあろうはずもなかった。
 
夜、デリバリー式のPIZZAなんかを食べていると、cheeから連絡があった。
PCから何やらデータを持って行かねばならない事態であると。
 
ここで唐突に、珍しい顔合わせが実現した。
 
しゃべり場!と化した室内、4人は無言の間も与えられずしてそのまま深夜に突入した。
結局、mattsunは「ナグラリカ」を思い出せないでいる。
20世紀少年でいうところの現実版「ともだち」のようなものである。
 
解散。気分の晴れ晴れしさとはウラハラに、外は雨が降り出していた。

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2009年9月27日 (日)

祭的光景

26日の夜「見付天神裸祭」の会場へ。
裸祭は、矢奈比賣(やなひめ)神社に祭られている神様を、淡海(おうみ)国玉神社へ渡御するという神事のもとに行うもので、コシミノをつけた裸の漢衆がひしめき合っては乱舞するという光景がみられる。
 
面白そう。ミーハー部分が顔を出し、自宅から徒歩で向かったわけだ。
先に言っておくと、自分はお祭り的騒ぎが得意ではない。
しかし、普段は交通規制の中にいて車の独占領地となっている共有道路が、このときだけは歩行者のものとなる。そんな道路には人がわんさか溢れ賑わい、信号機は沈黙し、様々な屋台が軒並み連ねて配列される。いわゆる歩行者天国というやつ。
この非日常的な具合は気に入っている。
 
とりあえず、オイッソー!オイッソー!の掛け合いに、コシミノの漢衆が汗だくになりながらおしくらまんじゅうを繰り返している一団を目撃する。その一団へもう一団が激しくぶつかり、合流、増殖。そしてまた一団が、ってな具合で塊魂みたい。その光景に鬼気迫る圧を感じながら、いそいそと屋台の方へ流れた。
 
どうも道路に無造作に捨てられたゴミが気になってならない。いましがた食べたアメリカンドックの棒だったり、割り箸、ペットボトル、落ちて誰かに踏まれて潰れたポテトとかね。あと吸い殻。
そっかあ、歩行者天国だもんねー。と、そうはならない。
たぶん翌日には地域ボランティアの方々か誰かが清掃するんだろうけどさ。
どうやら、人間自由になると居住空間を汚すのね。じつになんというか動物的だ。
まあ一部のヒト科だけだけどね。
普段の車道の方がキレイなんだと気づいたね。そういえば歩道には植木付近に捨てられたお菓子の箱とか、金網にペットボトルが突っ込んであるやつとかよく見るもんね。ガムが吐き捨ててあったりね。
歩行者の方が何かと自由度って高いわけよ。
自由ってゆうか野放しね。
 
それはそれとし、もう一つ気になったのが、暗闇でピカピカ光る刀とかカチューシャとか腕輪とかなんだかよくわからない電動式風車とかみたいなアイテムね。
それらを販売する屋台をまー5件ぐらい見かけたわけね。やっぱり子供に大人気なわけ。
でも以外と値段も張るわけよ。1000円とか。払うのは親だけどさ。
 
であれ何?必要?
結構みんな持ってる。ピカピカさせてね。レインボーに。
キレイよ。たしかに。
お祭りが終わったあと持って帰ってきて暗闇でピカピカさせて面白い?
すぐに飽きるよね。そんな頃に電池もきれちゃうでしょ。で押し入れゆきだよね。
じゃあ来年それに電池入れ直して持参するかえ?しないよね。多分。
来年はまた違った形のピカピカを買うのかな。で廃品回収ゆきだよね。
 
でもね。違うわけよ。それがお祭りなわけよ。
あのピカピカのやつをもった子供たちがうろうろすることで「雰囲気」をつくり出しているのよ。
なんかお祭りっぽいね、って感じをつくり出しているのよ。多分ね。
お面も一緒。ミッキーのお面をかぶるならもっと相応しい場所があるでしょうに。
けどね。違うわけよ。それがお祭りなわけよ。
 
雰囲気なのね。だいたいなのよ。なんか。愉し気に。
だって、ピカピカのやつ片手に持ってライダーのお面を頭にかぶったおじさんとか見たもん。
おじさんはさあ、その場の雰囲気に交じってお祭りらしきを満喫しているわけよ。
それみてるとさあ、なんか感動しちゃうよね。健気でさあ。
そういう人たちがいて成り立っているわけよ。
 
あー、ボクはしないよ。無駄だもの。

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2009年9月26日 (土)

宵のビワ酒

保存化しておいたビワ酒をついに解禁。※【ビワ保存化】参照
 
Biwashu
 
伝わる雰囲気とはウラハラに、シロップみたいな仕上がりになってた。
水で割り、というか薄め、秋の宵を密やかに楽しむ。

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2009年9月24日 (木)

さあ、幻想第四次へ

あ、届いてる届いてる。
 
Hosono
 
細野晴臣氏による「銀河鉄道の夜」のトラックと、
藤子不二雄氏によるこないだのあれ。

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2009年9月21日 (月)

偉大なるDB伝説2

いまから溯ること約6年半前。
あの「ドラゴンボールZ」のDVDBOXが発売されたのが、2003年の3月のことである。
このドラゴンボール再来期にあやかって、各FIGUREメーカーが一斉にドラゴンボールのFIGUREの制作を開始し、あの手この手でもって往年のDBファンの熱をさらに高めさせたのである。
かくゆう自分もかつて熱心に収集を愉しんだひとりであったが、現在ではすっかり一線から退いている。
 
当時、自分の審査を見事に潜りぬけ最終的に手元に残ったシリーズが2つだけある。
ということは以前にかいた。
 
前回はそのひとつ「HG」シリーズというものをかいたわけだが、もうひとつは「ドラカプ」シリーズというものである。そんな記事をかいたために自己的な触発を受け、こっちの方も久々に購入してみたという次第だ。
 
Cell
 
セルが逆上したときのシーン。
実によくできている。今回はこれのみを選んだ。
 
立ちポーズのキャラクターが単体で購入できる「HG」とは違い、「ドラカプ」は作品内の名シーンをジオラマ式に再現するという形態をとる。
こちらも現在まで続くかなりの数を誇っている強力シリーズで、ドラゴンボール形(サイズもそれくらい)のカプセルに入れられて販売されている。ちなみに中身の確認は不可能。
1シリーズにつき全7種+1種。その7つのカプセルにはそれぞれ、おまけパーツというものが入っていて、それを全部繋ぎ合わせると、8種類目のFIGUREが完成するという寸法で、それはまさにドラゴンボールを7つ集めると神龍が出現するということを彷彿とさせていた。
 
シリーズを重ねるごとに造形レベルが向上し、今では自分の知るところではもはや敵なし。
そしてこの「ドラカプ」を一躍話題にさせたのが、第6弾登場のメモリーズ編というものであった。
そのうちのひとつがこちら。
 
Deai2
 
シリーズがZから少年期への転換を機に、造形企画を改変。
土台は曲面的に、ジオラマ背景を望遠にするという「遠近法」を用い始めたのである。
その遠近法はジオラマだけではなくキャラクターにも応用され、種類によっては、ある一定方向からの鑑賞しかうけつけないようなものもあった。
また、ジオラマに限らず「集中線」そのものを土台にしたものまで登場した。
マンガの世界観を立体化するということにこれほど見事と感じたことはなかった。
 
当時このシリーズにはかなり熱を入れて収集を愉しんでいたものの、次第に愉しめなくなり、やがてやめてしまった。
飽きた、ということでは決してなく、開発側のアコギ的商売方法に嫌気がさしたからである。
 
長くなるので割愛するが、シーンチョイスの問題や、造形レベルの統一制の問題、総集編と題して8種類目だけを変えて販売するとか、記念と題してONE PIECEとのコラボ企画を登場させるだのとか、それらの裏切り行為が目につき鼻につき始めたわけだ。
つまりね、開発側はこっちのことなーんもわかっちゃあいねーんだわ。
 
久々に今回はひとつ購入したが、シリーズの中にひとつでも「あ、コレは買い」と思わせるものが今後登場してくれることを期待し、願う次第である。

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2009年9月20日 (日)

星空無き上映会

うなぎで育った親鳥の卵、うな玉をウリにした「卵かけご飯専門店 タマ&ハン」へ。
オープンしたてで賑わう店内は、内装へのこだわりが感じられない雑な印象、残念な具合。
ご飯とみそ汁という300円の基本セットで、うな玉は割り放題だし、ご飯にかけ放題。
最後にだし汁に浸してお茶漬け風を味わえるなんてサービスもある。
おいしくいただいた。結果的に、自分は3個。cheeは4個の卵を生で食べたことになる。
 
蛋白分を充分に摂取したこの日の夕方、アクトシティ浜松は、大ホール屋上の音楽広場にて行われた「星空上映会&ライブ」へ行ってきた。入場無料。
 
ブルーシーツが敷かれた音楽広場の芝生の上、堂々一番前横隅を陣取り、野外ならではの開放感でもって映画を味えた。開放感は良いが、寒さと蚊との闘いでもあったりした。
 
上映作品は『ナビィの恋』という沖縄映画で約90分、面白く観た。
後半、画像が静止してしまうというトラブルがあり、観客をも静止させたが、その手触り感あふれる上映になんともいえず微笑ましく思った。
 
映画の上映の前にギターソロや姉妹シンガーによるライブがあったわけだが、なんというかまあそのあれであった。良かったんだけど。
 
「花丸うどん」でうどんをちょいと摘んで、帰宅。
『ナビィの恋』の一部シーンが使われているとcheeが過去の記憶を辿って見つけたTHE BOOMのプロモビデオをその後、鑑賞した。
 
そんなこんな。

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2009年9月18日 (金)

旧学校に学ぶ

こないだ行けなかった「旧見付学校」へ行ってみた。
市内に住んでいながらまだ足を運んだことがなかったのだ。
 
Mituke
 
明治8年に開校されたという日本で一番古い小学校。
見るからに洋風。さぞや当時の庶民の度肝を抜いたことだろう。
現在は授業風景などの再現や、当時の貴重らしい資料や道具があれこれ展示されている。
5階の展望室も見学可能。
なんか、いい。
 
写真でも解るが、3階部がやけに狭い。
途中、学生の増加でムリクリ増築したらしい。
二人組のおじさんに親切な説明を受けた。
 
その3階で楽しんだのは、昔の遊びコーナーである。
手作り感と暖かみが溢れる「ふくわらい」をやってみた。
 
Hukuwarai
 
完成。
明らかに、右目が無い。
最初からなかったのだ。
あと、頬の血色が悪い。その時点ですでに面白いではないか。
 
その他、剣玉、アヤトリ、お手玉、なんか竹をキャッチするみたいなやつとかで愉しく遊んだ。
何か一つマスターしたいと、熱心に取り組んでみた。
結果、剣玉を8発8中で串刺しできるようになった。
 
我々の後、オーストラリア人の団体が見学に立ち寄るとのことで、せわしなくなってきたところで退散した。
 
その後はスシローに行って、安価な寿司をちょいと摘んで、帰宅。
ダイコンおろしを使ったジューシー餃子を40個ばかし手作りして分け与え、おいしく食べた。
 
そんなこんな。

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2009年9月16日 (水)

2551とENDING ERROR

郵便屋さんの来訪を、小躍りしながら出迎えた。
受け取った小包はこちら!!
 
2551
 
溯ること去年の11月。
東京キネマクラブで開催されたSUSUMU HIRASAWA「PHONON 2551」のライヴDVDである。
 
このライヴは、開催時にはまだ未発表だった新曲2曲が解禁され、また世界で初の「テスラ・コイル」を使った演目が登場し、そしてまた、cheeが失神で卒倒したという放送コードにひっかかる事故を起こしたたいへん印象深いものだった。※【レポ「PHONON 2551」】参照
 
内容は我々が参加した2日目がメインであり、その時の雰囲気がヴィデオの映像からもリアルに蘇ってくる。そして、改めてちゃんと拝観できるってことが何よりウレシい。
テスラ・コイルの「夢みる機械」はもう何度観ても感動する。
 
未発表だった新曲の一つ「聖馬蹄形惑星の大詐欺師」の歌詞に違いがみられた。
その後、発売するときにどうやら変更したようだ。
なんて、ニヤついたりしてるが、決してキモくないキモくない。
 
あと、今回は間違いない。映像に我々が3人とも映ってる。
共演してる。っつんで照れる。
とはいえ、卒倒シーンはバッサリ削除されている。あたりまえだが。
レアな指さしシーンも映像が差し替えられていたようだ。あたりまえだが。
というか、卒倒シーンは「TOWN-0 PHASE-5」の途中かと思っていたけど、「賢者のプロペラ3」の中間部だったことを思い出した。cheeも記憶が蘇ったようで。
ともあれ、トラウマになってなくて良かった。
 
 
それと、DVDはもう一つ。
1996年に開催された、改訂期(94年~96年)”のP-MODELによるライヴ「ENDING ERROR」のDVD。
16年分のP-MODELナンバーからの選曲で、ベスト版的に楽しめた。
また楽曲はメンバーならではの大胆アレンジによって再構築されており、別曲のようで新鮮な感じがしてとにかくお得である。
 
かくして、ド良いのループはしばらく続く。

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2009年9月15日 (火)

最近の雑食映画記録

14日。TOHOシネマズデー。
この日観たのは「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」。
期待してたけど、これは納得の出来。本も演出も構成もキャラも画も、シリーズ4作目にしてここに極まった。ゴキゲンで劇場を後にした。
 
最近は100円レンタルの恩恵にもより、レンタルも頻繁に利用。
一部だが、記録的に列挙してみる。
 
「ダークナイト」
これは良作。たかがバットマンだとあなどるなかれの内容に吃驚した。
正義と悪の定義が深くシリアスに描かれている。
 
「インクレディブル・ハルク」
CGでプロレスを見せられた感じ。てんで。
 
この2作は「ウルヴァリン」を観るということで脳がアメコミ寄りになっていたためと思われる。
 
「リトル・マーメイド」
言わずと知れた名作デズニー。今頃になってやっと観た。
これは女の子たちを唸らせたろう。愉しい。あと、吹替の歌詞が雑でウケた。
 
「アリス」
おかげさまでアリスは好きだがこれはデズニーのものではなく、以前観た「ジャバウォッキー」でその名を知ったチェコのアニメーション作家ヤン・シュヴァンクマイエルが制作したもの。
実写とコマアニメが同居する不気味で芸術的な作風がウリだが、このアリスも充分に愉しめた。
とにかくウサギが、絶品。
 
あと、「アイ・アム・レジェンド」
いまいち。と言い切ってしまうのはバツ。
なぜなら劇場公開版とレンタル版のエンディングは、原作の意図も、そして監督の意志をも反映してない内容だからである。
ということをあえて知ってて観た。
噂は様々あるが、劇場公開版およびレンタル版は、内容に大人の事情的圧力がかかって急遽内容を変更させられた結果であるとのこと。
本来のエンディングはどうやら製品版にしか収められていないようだが、あらゆる手段をこうじてその本来のエンディングを観ることに成功した。
そこには衝撃のラストに持ち込むためのどんでん返しが用意されていた。これを省いちゃあいけない。
これなら納得。良作である。
 
この原作を元に描いた藤子不二雄氏の漫画があるということで、それは是非見てみたいと思った次第。
 
ほか「時計じかけのオレンジ」
スタンリーキューブリック監督の言わずと知れた名作。今頃観た。
暴力的で猟奇的な画面が多いが、メッセージ意図はまったくの逆。
さすがというべき名作。
作中で使われていたナッドサット語が気に入ったので、前回前々回の記事に多用してみた次第。

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2009年9月13日 (日)

浮世物語

翌。
土曜、maru宅へ行くことになっていた。
久方の面会するや否やに早々調達へお出かけし、カシ!カシカシ カシ!をドラフトのほか、ブドウ糖摂取とグラタンとゴキゲンに加担した。

早朝にサプライズ訪問されたという地域的アルトラにガリバー痛を引き起こしていたとのことだったけど、お元気そうで何より。
 
戻ってきてジャンキーをアテに浮世物語を紐解いたグブリ話は愉快で、一緒になってウンチングしていたチロルの嘔吐もビディーした。
また、遅ればせながらようやく坊っちゃんを引き渡すことができました。
色々とアピポリロジー。ごちそうさまです。

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過去現在因果経絵巻

金曜夜、hori-cha宅へ行くことになっていた。
浦沢直樹氏の対談番組をビディーすることが目的だったが、それだけではあまりに要素が薄いのでこれを糸口にsakagamiを召還、久々三人の構図を設けることにした。
 
安価ミラノゲッチをウンチングし、世界三大デレに関する教えを始め、恥辱の過去現在因果経絵巻の紐を解いては各種グブリ話をスルージーした。
また、sakagamiに貸してたDVDは主に返り、代わりにスメックもののDVDを借しよこしてくれた。
今後リトルバイリトルでビディーしていく予定である。

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2009年9月12日 (土)

暗黙的マナー

塔に暮らす住人のそのほとんどに面識はない。
たとえ塔内で出会っても住人の顔はいちいち覚えてなんていないのだ。
 
顔は知らねけど同じ塔に暮らしている住人どおしの間では「出会ったときにアイサツを交わす」ことが暗黙的マナーとなっている。
 
出会う場所、いや、出くわす場所は主に塔入口や、エレベーターであり、その時間的状況に合わせたアイサツを行うことが通例。これは住人の日常におけるごく自然な光景である。
 
朝なら「おはようございます」。昼なら「こんにちは」。夜なら「こんばんは」。の3パターン。
あと、夜はエレベーターに一緒に乗っていて、先に降りるときは「おやすみなさい」。と一言添える。
ところが暗黙的マナーではあるものの、みなどこかに照れを持ち、それを密かに隠している向きがある。
その光景はもはや不自然ですらある。
 
たまに、こんなことが起こる。
エレベーターを1階で待っていると、途中で住人が乗ってくることがある。
自分はその様子を1階の防犯カメラで確認できるが、途中で乗った住人はまさか1階でボクが待ち伏せているとは思いもせんと、何も知らずにあくびの一つでもつきながらあっちょんぶりけみたいな顔して降りてくる。
この場合、1階でボクと住人は「出くわす」ことになるわけで、暗黙的マナーである「アイサツ」を交わせねばならない。
そんな時は、すぐさま時間的状況を把握する。
なぜならこれによって使用すべきアイサツが決定するからである。
夕方18:00。さて、どうする。
捉え方が違えば「こんにちは」にも「こんばんは」にもなるグレータイムゾーンである。
 
そうこう考えているうちにエレベーターは1階に止まり、トビラはゆっくりと開かれる。
中にいた住人はボクの存在にハッと気づく。
ここで暗黙的マナー。ボクは「こんばんは」とアイサツを繰り出す。
するとどうだろう。
相手は「こん...びぁ」と後半にミジンコのような声を発して、素知らぬ顔で去ってゆく。
 
どういうことかといえば、本来照れを含んだ「アイサツ」をとっさに言おうとして「こんにちは」を用意したが、ボクが「こんばんは」を繰り出してきたために、急遽言おうとしていた「こんにちは」を「こんばんは」と変換しようとして口元がバグってしまったという結果である。
 
よくあることである。
逆の場合で、自分もある。その時は、無性にこっ恥ずかしくなって、ちゃんと言えてたかどーかを必死に思い返すが、確実に「言えてなかった」ことが明らかになるだけであって、再びこっ恥ずかしくなるという相場はだいたい決まっている。
このようなグレータイムゾーンは要注意なのである。
住人に出くわすかもしれないということを念頭に置いた上で、いかに相手より先にアイサツを繰り出すか。これにかかっている。
 
だが、安心してほしい。
たとえ塔内で出会っても住人の顔はいちいち覚えてなんていないのだから。

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2009年9月 9日 (水)

夏の戦後にある波動

先日火曜。
mattsunとyasutakaからの誘いで久方会うことになった。
1泊の伊豆旅行なんかが予定されていたが都合が悪くなったとの末、「じゃあまあ映画でも観るか」ってことになったのだった。
 
ということで集合。
若干時期の外れた「サマーウォーズ」を観に、サンストリートへ。
ツテによって割り引かれたチケットに感謝。
 
もともと観る機会はなかろうな、と思っていたが、観てもいいかも、とも思っていた作品であった。
そういう自分は何様かってーと、いち、お客さんである。
 
作品はネット上の仮想世界と古き良き田舎の大家族とを対極に配置しており、バーチャル世界を身近に感じる現代に生身の人とのふれあい・共同を希求するといったテーマ性はわかりやすかった。
とはいえ赴きは超エンターテイメント的であり、絵柄も加味して内容が薄っぺらな印象。
だいたい絵のアクションと声のアクションが全然合ってないもんだから違和感がしてならないわけだ。
その他モロモロ、アラを突けばホコリまみれだが、総合的に面白く観れた。
 
夕飯は「さわやか」でげんこつをいただく。
今しがたの映画の話題は勿論のこと昔話に場は沸き、珈琲っていうカフェインも何杯も接種。
 
その後はウチへの訪問を切望してきた彼らを招待することに。
彼らの訪問は初のことであったために、室内におけるあらゆる物品への興味や質疑や応答は、こちらとしてはある意味で新鮮だった。
 
mattsunが中でもとにかく着目してくれたのが、むしろこれ見よがしにほどいぶかし気に鎮座している「波動スピーカー」であった。
 
過去に幾度も初見者からの「え、これなに?」という質疑に応答してはきたが、音を発生してからのmattsunのそのただならぬクイツキプリは例を見ず、生半可なものでは無いことに次第に気づいた。
音に意識を支配され、静寂しては聴き入り、ときに賞賛と絶賛を繰り返してくれている。
ジャンクな音での過去を恥じては後悔し、新たな生活を想像し、シミュレーションしてくれている。
それは解散までの始終、約2時間も続いた。
持ち主である自分にとってたいへんにウレシイ思いであった。
 
翌日、お礼のメールが届く。
購入 を決めたようである。

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2009年9月 6日 (日)

偉大なるDB伝説

いまから溯ること約6年半前。
あの「ドラゴンボールZ」のDVDBOXが発売されたのが、2003年の3月のことである。
このドラゴンボール再来期にあやかって、各FIGUREメーカーが一斉にドラゴンボールのFIGUREの制作を開始し、あの手この手でもって往年のDBファンの熱をさらに高めさせたのである。
かくゆう自分もかつて熱心に収集を愉しんだひとりであったが、現在ではすっかり一線から退いている。
 
今回は一部、凍結していたパンドラケースを開け、久々に解凍、配列してみた。
「フリーザ 一味」である。
 
Zabon

Ginew
 
当時、自分の審査を見事に潜りぬけ最終的に手元に残ったシリーズが2つだけある。
どちらも今なお続々ラインナップ中の強力なシリーズであるが、ひとつは写真の「HG」シリーズというものである。俗にゆうガチャガチャ(200円)で手に入れることが可能で、1カプセルに各キャラクターが基準単体で入っている。
シリーズを通して、キャラクターの縮尺にこだわっており、並べて配置することに考慮された優れた名作である。
 
このドラゴンボールのHGシリーズが開始、発売されたのが、まさに同期2003年の3月。
6年半経過した現在、把握しているだけでも約30近くのシリーズを発売している。
 
さて下写真の「ギニュー隊長」であるが、これはシリーズ第3弾の2004年にラインナップされたものである。
この時は気がつかなかったが、ここにはコレクターを唸らし悩ますある策略が隠されていた。
 
次の第4弾で「ジース」「グルド」が登場。
そして第5弾で「バータ」。
第6弾に「リクーム」がラインナップされるといった世にゆう「シリーズ連動型」である。
つまり「5人揃ってギニュー特戦隊!」となるまでに約1年ちょいかかるという寸法であった。
 
上写真はさらにその後、第8弾登場の「ザーボン」「ドドリア」、第12弾登場の「キュイ」という顔ぶれ。ちなみに「キュイ」の登場は2006年のことである。
 
現在、日曜朝に当時のセル画を再編集して「ドラゴンボール 改」が放映中。
ちょうどフリーザ編のまっただ中で、今回「懐かしさ」と「熱」を誘発されて回顧してみた。
それにしても2003年のDVD発売以降、世間のドラゴンボールブームは2009年の現在も「改」の放映によって連結され、まだ冷めやまぬ気配。
FIGURE界もネタ切れ感をひた隠す一方で、いまだに出し惜しみを含んで前進中であるとみる。
 
そんなことで実は先日、久々にHGシリーズを購入したのである。
こちらがそれ。
 
Sauza2
 
解る人はかなりの通。


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本日90905

駅ビルで何やらヤジウマの群れ目撃。
しばらく後、歓喜に包まれやってきた。
万民の癒しを司る象徴。リラックマ。
金太郎みたいな前掛けには「Relaxuma」であると書いてある。
スタッフに手を引かれてヨチヨチ歩み寄ってくる。
「ちょーかわいくね?」との黄色い声援の中にいて、「きたぞーデカイのが」との父親風男性の冷静な呟きも聞き逃してはならない。
 
Riraxma
 
そんな日は板屋町は「珈琲香爐」でナツパを食べつつリラックスした日である。
30㎝くらいある細長いパフェグラスが魅力。
あ、ナツパとはキャラメルナッツパフェの略。サイヤ人じゃあない。

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2009年9月 5日 (土)

蜂雀の憂鬱

ああかあいそうだよ。
おじさんはそれはそれは困っていたろう。
 
ボクは切符を買いに駅へ行ったんだ。
するととなりにおじさんが来て100円を恵んで呉れというんだ。
けれどもボクはびっくりして断ったろう。
 
ああいうかなしい顔を、お前はきっと知らないよ。
ほんとうにかあいそうだ。
わかったかい。じゃさよなら。
ボクはもうはなせない。
じいさんを呼んできちゃいけないよ。
さよなら。

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2009年9月 3日 (木)

期待せずにはいられんわけ

おめでとうございます。
 
ヒラサワSOLO 20周年、P-MODEL 30周年に当たる今年。
20年前の9月1日。SOLOデビューアルバム「時空の水」がこの世に誕生したわけである。
と知った風に言っているが、当然そのころの私は無知蒙昧なハナタレ小憎である。
 
それを記念して現在「凝集する過去 還弦主義8760時間」と題されたイベントが始動した。
まずは「introduction #1」が公開され、今後次々と配信が予想されている。
 
また、これは予兆と見られイベントそのものの本丸はまだ公表されていない。
そらあもう期待せずにはいられんわけで。

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