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2009年8月31日 (月)

GOOD DESIGNと、骨と

30日、日曜。
東京はビッグサイトで行われていた「グッドデザイン EXPO 2009」へ。
グッドデザインのなにかイベントがあったら行きたい、ともらしていたhori-chaに今回声をかけた。
 
バッグから「いろはす」を取り出せば、エコにかぶれとりますな、と笑って皮肉る彼である。
移動は高速バス。自分運転できますけどね、との彼特有の主張は今日も冴え渡りを見せる。
バス時間は朝食と間食、たあいのないトークなどを愉しみつつ、進む。
 
渋谷のマークシティにつく頃には、残念な小雨が降り出していた。
電車を乗り継ぎ、そのあとは国際展示場駅になんやかんやで到着。
到着するや否や、空気の異変を過敏に察知し体調の崩れを予防しようと薬を購入したhori-chaから、キミは強気だな、とのご心配に与る場面?もあったが、まーダイジョブであった。
  
実はこの日は「24時間テレビ」の真っ最中。
生放送会場が今年は東京ビッグサイトであることで、「そちら」はかなりの賑わいを見せていた。
  
Expokanban
 
とはいえ「こちら」の会場も賑やかい。
会場へのトンネルを抜ければ、大きな垂れ幕に投影された言葉のアニメーションが我々を迎えた。というか、その展示規模の巨大さに、まず目移りを連発してしまい、全く焦点が適合しない状態になってしまう。
 
Obi_2
 
グッドデザイン EXPOは、グッドデザイン賞2次審査会後の会場を公開して行うというアジア最大規模のデザインイベントである。ということで期待していたが、実際に目で見てみて圧倒された。
身近な生活用品から乗用車や建築まで、生活と社会をとりまくありとあらゆるデザインが2,000点以上も展示されているわけだから。
我々はワクワク言いながら、商品を手にとったり、体験し、手当たり次第に感嘆していった。
普段は触れる機会がない工業用品や医療機器などにも触れることができたことは貴重な思いである。
 
 
Expo3
 
昼は会場内に出店していた「Soup Stock Tokyo」でカレーとスープのセットを美味しくいただく。
化学的で合成的な「余計」を使っていないというこだわりは後に知った。
 
また、イベントで出演されていた深澤直人氏ご本人を拝見できたことは嬉しい誤算であった。
以下、展示物の一部をダイジェストで公開。
 
Design1
Desgin2
 
15時半頃をもって会場を離れ、次に東京はミッドタウンへと向かう。
まだ足を踏み入れたことのなかった「21_21 DESIGN SIGHT」へ行く良い機会だった。
芝生広場でドイツビアガーデンなるイベントも催されていたのでついそれに便乗して、ソーセージ串なんかを購入し雰囲気を味わう。ドイツの生演奏を寂しげに感じさせていたパラつく小雨も広場のテント内を人で充満させるに貢献していたようだった。
 
さて「21_21」では現在、というかこの日で最終日だったようだが、「骨」展というのをやっていて、楽しみにやってきた。
グッドデザイン賞の審査副委員長でもあるデザイナーの山中俊治氏がディレクションした展覧会で、ご本人も会場でお見受けできた。
 
Hone
 
「骨」といっても、生き物の骨だけではなく、家具や時計など、身近にある物の仕組みや構造を考えることのできる展示になっている。
また、多種なアーティストによる「骨」をテーマにした体験型のインタラクティブな作品も展示されている。これが非常に面白かった。
 
中でも、壁面に投影された光を通ると当然壁には自分の影が映るわけだが、それを瞬時にコンピューターが捕らえて、影に動きを与えて勝手に踊らせるというものが実に愉快で、年甲斐もなくはしゃいでしまった。
踊るといっても静止した影が鼓動のような上下運動を繰り返すというもので、その単純動作が面白く、影に様々なポーズを捕らえさせては、お互い分身のダンスに爆笑したのだ。
 
ほか、骨組みだけと化したからくり人形の実演もあった。
矢を持ち、弓を構えて、的に狙いを定めて、放つ。実に巧みにできていて興味深かった。
 
観覧後、大雨に変貌を遂げた天災にビショ濡れにさせられるというアクシデントに見舞われるも、先ほどの分身のダンスを自らが真似ることで、思い出し笑いを呼び起こさせては、テンションを高めるに役立たせた。
台風が接近してたとは。
 
帰路。夕飯は駅弁にした。
帰りは新幹線で帰ることにして自由席を選択したが、あいにく席は占領されており、自分らは車両の間のドア付近での待機を余儀なくされてしまう。
おかげでその場で駅弁を食べるハメになり、せっかくの「やさい愛情ものがたり」弁当もこの状況を哀みつつ食べることになってしまった。
そんなときはそう、分身のダンスを真似れば解決するのである。
 
静岡駅からはようやく席にあやかれた。
近くにいた女性の声がもんたよしのり風だったので、後半「ダンシングオールナイト」が頭にこびりついて離れなくなってしまったが、それも含め、愉しく一日の幕を閉じることが出来たわけである。


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