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2009年7月

2009年7月28日 (火)

翁、言ふやう

由美画廊にて能面展をば見たりけり。
怪しがりて寄りてみるに、老・若・男・女に鬼神・霊、よろずの能面壁一面。
それを見れば、いと良しきこと限りなき。
我、能に関して無知蒙昧こそなれど。
 
大癋見、うそ吹(火男)、赤般若、ついどこぞの隠密御庭番衆を思い出す。
 
人間の内面の表情を絶妙な変化のみで巧みに表現するその造形もさることながら、面ひとつひとつに宿る意味など、たいへん関心深く拝見。
 
作者のひとりであった方の話も聞けた。
   
癋見は口に力を入れて力んだときの表情であり、火男はかまどの火を竹筒で吹く様からきたものとのこと。ほか、「尉」とは老人に付けられる名称であることや、金目の面はこの世のものではないという意味があり、観客はそれで判断をしているのだとか。ほほう、と頷くことしきりであった。
 
その後、mikiko-sunと歓談。
その際、我々は本をいただく。三つも。
欲しかった本もある。
え、いいんですか?って感じで素直に喜べなかったけど、
これは「わーい」である。

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2009年7月25日 (土)

再びの坊っちゃん

前回からのスピンオフ。
再びの「坊っちゃん石鹸」。
 
Botyan1
 
ひとつひとつ手間ヒマかけて造られる、坊っちゃんの原料は牛脂とヤシ油の天然成分のみ。添加物を全く使用していない純粋無添加の安心・安全な石鹸であります。
用途は様々、化粧石鹸として洗顔・洗髪やボディ洗いのみならず、台所用石鹸として食器やふきん洗いに、また洗濯用石鹸として衣服や着物などの洗濯にも最適、と万能。
 
現在では工場にソーラーシステムを導入しておるらしく、環境に配慮した徹底ぶりが感じられます。
 
Botyan2
 
どうせ買うなら良いものを。
自分の健康にも、地球の健康にも、良いものを。
 
そんなことを教えてくれる坊っちゃんであります。
 
 
でも、何故「坊っちゃん」か。

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2009年7月24日 (金)

NIPPON VISION 2 GIFT

「NIPPON VISION 2 GIFT 静岡展」がいよいよ開始したってんで、さっそく行ってきた。
 
Nippon
 
一階のショップブロックは見事それ仕様に改装され、D&D的に選りすぐられた47都道府県すべてのギフトセットがズラリと並べられている。
普段の通常商品はといえば、すべて二階へと移行されている。
おかげで現在、二階の商品密度が詰っめ詰め。
 
NIPPON VISIONのiPod用アプリと連動し、ギフトの展示物をアプリの解説を聞きながら見られるというサービスがあり、iPodが無料で貸出しされていた。それを「是非に」と迫られcheeがその餌食となっていた、のを横目に見た。
 
各地の隠れた名産品がこうして光を受け、一段輝きを放っている。
それはもう見ているだけで面白い。
 
ギフトは勿論購入可能。
また、一部だが商品は単品購入が可能となっている。
そこで、ギフト購入は今回やめ、いくつか単品で商品をチョイスし土産とした。
コチラがそれ。
  
Photo
 
佐賀県GIFTより、
「ネオジンジャーエール」と「スワンミニ」というサイダー。ビンが気に入った。
 
香川県GIFTより、
「オリーブサイダー」。これもビンだが、味が気になる。りんごっぽい味だと聞いている。
 
宮城県GIFTより、
「坊っちゃん石鹸」。これ欲しかった。ヒラサワも愛用する天然素材の自然派石鹸。
坊っちゃんのイラストがなんともいえず、愛らしい。
 
奈良県GIFTからは、
「白雪ふきん」。友禅染で染められた白黒の鹿の絵柄パターンがエッシャーぽくていい。
 
ほか、ついでに今回は通常商品も数点購入。
また、先日注文していたシューズも受け取った。
 
本日のランチ:「D&ドライカレー」
  
Photo_6

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2009年7月23日 (木)

2009.07.22
40と6の年月を経、再び交叉する天上の月なお上の太陽。
生憎の天候を惜しみつつも日本列島が皆既日食フィーバーに沸いたこの日、散歩がてらに空見上げては密かにこの天文SHOWを愉しんだ自分らもまたその例外ではない。
 
Nisyoku
 
直接日光を避けるために、水たまりミラーに映る欠けた反転の弓形太陽。 
勇んでカメラを構えたが、ただなにか光ってるだけみたいなこのアリサマである。
 
そんな日は、帰宅後『魔法にかけられて』を愉しく観たし、
醤油ベースのキノコパスタを作っておいしく食べたしいっぱい食べた。

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2009年7月19日 (日)

D&D×CCC 2

今回hori-chaと静岡へ。主な理由はD&DEPARTMENT。
この日は偶然、ナガオカさんがグッチ氏と北欧に行くという番組が放映予定だったので録画してからの出発。
 
せっかく静岡へ行くのであればと、ついでにツインメッセ静岡で開催されていた「人体の不思議展」をまず見学。
 
「プラストミック」とよばれる最新技術で標本化されたホンモノのヒトの解剖標本が展示されている。
これらが自分自身の体であるという想像に気持ち悪ささえ覚えたものだ。
貴重なものを見れたことは良かったが、この「不満」は、やっつけ仕事的な展示の仕方にあるといわずにはいられない。
そこにただ置いただけ風の絶対的な説明不足さは、不親切極まりなくまた、まるで提供者の裸以上の裸を「見せ物」にしているかのようでこれでは彼らが酬われないのではという疑念がどうも拭えないのである。
 
とまあ、さて、昼食時に合わせてD&Dに到着したわけだ。
初めてこちらのダイニングにありつけた。
 
「静岡産オクラと鶏挽肉のあっさり和風スパゲッティーニ」と
「静岡産フルーツトマトの冷製スープ ガスパチョ」
 
Supa_5
 
やはり地産地消へのこだわりが感じられるところが良い。
とにかくおいしいので、お腹と一緒に気分も満ちる。
ショップブロックで、今回ムーンスターのシューズを求めに来ていたが、あいにく在庫不足とのこと。サイズ合わせだけを済ませて、後日受け取りにいくことにまとまった。
 
その後、CCC(静岡市クリエーター支援センター)へ足を伸ばした。
見てのとおりの元・学校。
 
Ccc
  
館内も小学校の面影が色濃く残っている。
当時の雰囲気を味わえ、次第にわくわくが増長する。
現在は、「JENKINS ~街に溶け込む謎のヌケガラ~」という展覧会と、「FREITAG -MORE THAN A BAG- 展」が同時公開されている。
 
「現実に溶け込む非現実」という感覚が奇妙でありユーモラスでもある。
 
Cccc_4
 
フライターグは自分で持つには抵抗があるものだが、フライターグのグッズ類やグラフィック資料、映像作品など色々と拝見できたことは貴重であった。
 
今回hori-chaが、D&DEPARTMENT PROJECTにたいそう関心を持ってくれたことは収穫である。
 
詳しくは「てんびん座のひとり言」に記載されているのでそちらを参照のこと。

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2009年7月16日 (木)

ドラゴンフライカラーズ

旧赤松家記念館中庭内の池のほとりにて。
 
Tatetonbo
 
頭部に巨大なカメラアイ、そしてメタリックな胴体部。
レッド、ブルー、ホワイトの3タイプからなるカラーバリエーション。
1本の枯れ木に行儀よい。

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2009年7月15日 (水)

REM SLEEP

おやすみ。これすなわちこんにちは。
 
これでようやくZukkyへの返却&レスポンスが可能になった。
長らく拝借していた小説『パプリカ』を読み終えたからだ。
 
夢と現実との境界がしだいにわからなくなって混交してゆくという物語、なわけだが、今監督版(あえてそういう言い方をさせていただくが)とは、全く違うといっても過言ではない絶対的な面白さがある。無論、その差異をまた楽しんだりもしたわけだ。
精神医学的にも心理学的にも夢分析的にも博識であることが伺える著者のこと、読んでいるだけでたいへん勉強させられた思い。
 
自分自身、最近やたらと夢をみる。
というか、夢を覚えている。
それだけインパクトがある夢が多いわけだ。
夢には現実では表に出ない潜在意識が夢では無意識で表現されて出てくるという。
それが現在の精神状態の現れだったり、潜在的な予知能力だったりする。
まあ、そんな素養のない自分には見た夢によって自分を分析することはできないわけだが、どうも最近の夢はよろしくないもののように感じてならない。
 
例えば、凍えるほど寒い川べりで一人テントを張って眠らなければならないという状況のものであったり、果てしなく長い下り坂を自転車でただひたすら下ってゆくものであったり、何者かを窒息させてまで助けた赤ん坊の左腕が無かったり、実はこうして一つずつ記事にしていることすら少し恐くもあるほど負をイメージさせるもの揃いである。
しかも全ての夢の景色は「暗がり」なのである。
 
そこで、ボンッと夢辞典なんぞを紐解いてみた次第。
ほほう。なるほど。なるほど。
え、これって… あ、やっぱり…
 
じゃ。おやすみ。

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2009年7月11日 (土)

万灯の利益

10日。
この日お参りすれば、4万6000日分のご利益があるとされている法多山の「万灯祭」に参加した。
 
「万灯祭」では「本尊厄除観世音に灯りを献ずればご利益は倍増する」という言い伝えにより、本堂の前には何千基もの灯籠が奉納され、なんとも幻想的な雰囲気が漂うんである。
 
Img_6
 
棒みくじは吉と出る。
蒸し暑い空間の中にあり、4万6000日分のご利益をここぞとばかりに求めて集った人の群れこそ凄まじかったが、屋台でカレーうどんなんか食べたりして余計に汗をかくことで満喫とした。
なお、ミラクルひかるのイベントには若干間にあわず、去り際をチラっとしかみれなかったが、それはまあ良い。

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2009年7月 7日 (火)

デザインリサイクル

D&Dから荷物が届いた。
驚かされたのはその梱包。
 
Konpod
 
梱包の緩衝材には、印刷工場で製本されなかった処分対象の雑誌が使われ、
割れものの商品は、縫製工場で服を裁ち落とされたときにでる端切れによって包まれ、外箱の段ボールは、一度使用されたものが再利用されている。
この資源の有効活用理念という部分に、つい骨抜きにされてしまう。
 
 
さて、さっそく帰宅後、キーや時計を医療用のステンレス製プレートへ、ポッケのレシートは、ホテル客室用のメラミン製のゴミ箱へとそっと放った。部屋に馴染むユーモラスを取り入れてみたわけである。

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やたらと多いという傾向

奇跡の価値から数時間後、『あらしのよるに』を返しにmaruと会う事になった。
会えばトークは避けられない。
今回のキーワードはおそらく「キャラメルアルパチーノ」といったところだろう。
その引き換えに、こちらも推薦できるDVDをお貸しした。
さらにmaruから、新たに『BABEL』を借りることになり、その日のうちに鑑賞せよとのノルマを見事果たすことに成功した。
 
そんなこんなで最近、貸し借りによる鑑賞がやたらと多いという傾向。
もちろん、ありがたいことではある。
ただ、記事も偏るからと全部はかききれないでいる。
 
ちなみに『BABEL』は深く良く、hori-chaから借りているものでは『幸せのちから』が良かった。
と、今回端的に言うにとどめた。以上。

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2009年7月 6日 (月)

奇跡の価値は

先日土曜の夜8時。
「ファミレスで食事とドリンクバーで語ろう会」に出席した。
といっても、もともとはhori-chaと先のヱヴァについて2人で話をするという場と時間をつくっただけに過ぎなかったが、この日、そんな風の頼りを感じ取ったかバツグンのシックスセンスで連絡してきたsakagamiを会に急遽トッピングした。
この3人が顔を併せることは、現在難易度が高いことでプレミア価値さえついている。
 
さらにこの面子に今回、新しい顔NKが参加した。
NKはhori-chaの友人に所属しており、彼のブログの随所に登場していたものの、今回の会でその顔を初めて拝むことができたわけである。
初めてみたNKは、と彼の印象についてわざわざここで説明することはしない。
ただこのような巡り合わせは、また新たな「他人の興味」を産むもので、普段得られない個人情報が得られるというのはたいへん価値のあることである。
 
4人は当初の議題を忘れというよりあえて避け、過去話を根底にあらゆる共通項を見つけてはバカ話に華を咲かせた。
おかげで解散は翌朝の5時近く。
あたたかいカフェインを接種し続けていたためか、眠気はほとんどなかったものの体だけは休息を欲し、目眩にも似たシグナルを発信してくれていた。
 
その後、sakagamiがウチに寄ったので、いくつかのDVDを与えたら嬉しそうに帰宅していった。
期限は1週間とのこと。期待せずに待つ。

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くもりのひるに

maruと久方再会ができたのは先日の金曜のこと。
唐突なるブリトニー節の連発にたじろぐも、腹部の着実な成長、過食の成果、まさに「お元気そうでなにより」であった。
『あらしのよるに』を貸していただけるということだったが、もっともDVDを借りることが目的だったわけではない。
ガストにてプレミアムカフェを近況トークに添えて、愉しい時間を過ごした。
今回のキーワードは「ららでの悪夢とライオン丸」ほか云々。
 
借りた『あらしのよるに』を実際に観たのは翌土曜のこと。
「ヤギがイライラするだよ」との事前通達があったが、そのとおりだった。
 
見終えた『あらしのよるに』を返却したのはさらに翌日曜のこと。
この日、再びmaruと会うことになったが、それはまた別の記事で。

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2009年7月 2日 (木)

ヱヴァンゲリヲン:破

行こう行こうとしてたものの中々折り合いがつかずに鑑賞の機が少々ずれ込んでしまったわけだが、まあそのおかげでファーストデイ割引の恩恵を受けることができたことは良しであった。

前作は豊橋まで足を伸ばしたのに、前回の反響を知ってか今回はTOHOでも上映された。
その効果もあってか平日で夜も更け始めているというのに、おるわおるわの人や人。

しかもあれだ。
世間一般での偏見もあるかろうこの作品のことであるからして、客層男子率は半端ではなく、それいつからきてる服なの?みたいなあるいは、そのウエストポーチには何が入っているの?風のあるいは、ねぇ、ちゃんとお風呂入ってる?的な人たちがたくさんいらっしゃるわけで、いつもの映画館の光景とは一風ことなる空気があって、一言でいえば「異様」であった。
 
ただそれはあくまで偏見を増幅する要因の片鱗であって、作品自体はやはり面白いのである。
かくゆう自分も楽しみにしていた団の一員であることには違いない。
 
と、そんな話はともかく。
 
ネットの上でもすでに話題の的となっている作品である。
あえて内容に触れることはしないが、「エ」や「オ」時代からの展開がいよいよ大きく「破」られたわけである。
全編「おお」と声なき声を出すことしきり。
流石の一言で、割引で観てしまった事に申し訳なささえ感じる満足のいく出来であった。
 
ヱヴァンゲリヲン。実はとんだ「変態」映画なんじゃないかと思う。
もちろん良い意味である。それをド真面目に手間隙かけて丁寧に作り込んでいる。
単純じゃないのに単純に、純粋じゃないのに純粋に、一流のエンタテイメント作品としても成立している。
それは緻密に裏付けされた入念な設定と、観るものを圧倒する巧みな演出の粋によるものだろう。
まったく恐れ入ります。

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2009年7月 1日 (水)

最近の雑食本記録

恒例の美容院で頭髪の調節をしてきた本日は、
ここいらで、最近はこんな本を読みました。というメモ。
 
『デザインのデザイン』著/原研哉
無印良品のディレクターでもある原研哉氏の著書。
優れた一冊。とにかくダレかに薦めたい。
 
『いまなぜ青山次郎なのか』著/白州正子
骨董の目利きである青山次郎氏の破天荒だが実りある人生を白州正子氏が嘆き的に記した本。
 
『20世紀少年~全巻』漫画/浦沢直樹
これは漫画。見事にハマってしまった。漫画をほぼ見なくなって久しい自分がこれだけの長編をこんな短時間でグビグビと読み干してしまったというのは初めてであった。
 
『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』著/村上春樹・河合隼雄
現在、村上春樹氏の小説と、河合隼雄氏の著書を読みたいシンドロームが発症している。
 
あと『LONG LIFE STYLE 01』。
D&DEPARTMENTの活動記録を写真で納めた、生活用品のカタログとしても楽しめるもの。
うれしいのは付属のDVDで、これには『RE:サイクル』という正味20分ほどのショートフィルムが収録されている。
愛・地球博で上映された価値ある環境問題映画。
目を塞ぎたくなるような環境問題映画とはまったく逆の、リサイクルという視点から「ものを大切に」を考えることができる。割と高価な本だったけど、納得のいく内容で満足。
 
ほか云々。以上。

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