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2009年6月15日 (月)

鏡像の番人

鏡像の裏側に潜む彼は、鏡像の表側にステンドグラスを思わす入念な罠を張り巡らす。
だがその罠は脆く、一吹きでぬぐい去る事が可能である。
太陽を恐れる彼が、罠を張るのは陽の光が消えたあと。
彼は鏡像の裏側でそのときが来るのを「見えぬまい」と無言で待つ。
 
ゆえに彼の姿を見た者はいない。
朝になれば罠は必ず鏡像の表に仕掛けられている。
拭っても拭っても繰り返し張られ続ける罠。
 
そんな罠にかかっているのは、獲物ではなくボクである。
 
彼との暗黙の格闘はかれこれ3ヶ月ほどになる。
もう終わりにしよう。
出てきてそのクモのような素顔を見せておくれ。
  
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